黒で揃えるEDCの組み方|カテゴリ別・黒い道具の選び方

黒で揃えるEDCの組み方|カテゴリ別・黒い道具の選び方

財布、充電器、筆記具、バッグまで。身の回りのアイテムをすべて黒で揃えるための、カテゴリ別の選び方の要点と、実際に選んだ黒い道具たちのまとめ。

毎日持ち歩くものは、ブラックをベースに考える。もっとも静かで洗練された色である「黒」を基準にすると、まず、モノを選ぶのが格段に速くなる。カラーバリエーションに「黒」がなければ、その時点で候補から外していい。ブランドや価格の詳細を比較する前に、色だけで候補が絞れる。そうして残ったモノを使い続けるほど、手元の道具の密度と純度が上がっていく。

なぜ「黒」で揃えるのか、という話は毎日持ち歩くものを、全部黒にした記録という記事にまとめてある。ここではその続きとして、カテゴリごとの選び方と、このサイトが基準に照らして選んできた黒い道具を記録する。

財布・革小物

最初に手をつけるなら、毎日触れるものから始めるのがいい。なかでも財布は素材そのものの黒が出やすく、揃えた効果がもっとも分かりやすいカテゴリになる。

薄さよりも先に「黒であること」を優先するなら、Bellroy Slim Sleeveが選択肢に入る。革の黒は布の黒よりも見え方に幅があり、使い込むほどに表情が変わっていく。その経年の変化こそが、安価なナイロン製の黒との決定的な違いだ。

充電まわり

バッグを開けたとき、充電器・ケーブル・バッテリーは思いのほか目に入る。この三つが黒く揃っていないだけで、全体のまとまりは一気に崩れてしまう。

持ち歩くバッテリーならAnker PowerCoreが土台に置ける。充電器を家用と外用で分けるなら、外に入れるのは手のひらに収まるAnker 511 Charger Nanoがちょうどいい。小さく黒い道具は、ポーチの中で行方不明になりにくいという実用的な利点も併せ持つ。

筆記具

黒い筆記具は、机の上でもポケットの中でも、余計な主張をせずにそこにある。

普段ポケットに挿しておく一本としてはゼブラ SL-F1 Miniが扱いやすい。形を削ぎ落とした道具を求めるならステッドラー 925 35 All Black、製図用らしい設計の硬さが欲しいならステッドラー REG マットブラックが候補になる。書き留める側を担うのはトラベラーズノート ブラックで、使うほどに革が馴染み、長く付き合える一冊になっていく。

読む・聴く道具

道具が黒く揃っていると視界のノイズが減り、その先にあることへ意識を向けやすくなる。

読むための一台ならKindle Paperwhite、静けさが欲しい場面ではSony WH-1000XM5が定番の位置にある。どちらも黒くするために機能を削ったわけではないにもかかわらず、結果として黒という色がもっとも落ち着く佇まいに収まっている。

デスク・スタンド

外でも家でも、黒い道具は机の面に溶け込み、必要以上に存在を主張しない。

MOFT スタンドは持ち歩ける薄さでありながら、置いたときにも机の上で浮かない。手元を照らすならBenQ ScreenBarが、机の黒を損なうことなく光だけを足してくれる。

時計・ウェアラブル

腕に乗せる黒は、毎日外さずにいられるかどうかが選択の基準になる。

崩れにくい定番としてはG-Shock フルブラックが挙がる。同じ黒でも素材の質感で選ぶのであれば、Apple Watch Ultra 2 ブラックチタンというチタンの黒も選択肢に入る。

バッグ

最後に、それらすべてを収める黒いバッグへ行き着く。ここは用途によって選び方が分かれる。

片肩で身軽に動きたいならPeak Design スリング、仕分けを細かく管理したいならF/CE. TACTICAL BPが向いている。素材違いの黒が重なるMakavelic × Chrome Industries Kadetや、構造そのものを見せるAS2OV ウォレットショルダーも同じ系譜に並ぶ。中身を整えるRAMIDUS グルーミングポーチや、マグネットで固定するRoot Co. Gravity QUAD MAG Proまで黒で統一すると、バッグの内側までがひと続きの黒として完成する。

揃える順番

最初から完璧に揃えようとすると、たいていは途中で疲れ、続かなくなる。だからこそ、外から見える面・毎日触れるもの・写真に写るものから先に黒くしていく。ポーチの奥に隠れて見えないものは、後回しで構わない。

カテゴリごとに眺めたい場合はEDCGearBagから辿れる。黒で揃えるという行為は、突き詰めれば選択肢を意図的に狭めていく作業に他ならない。その狭まっていく感覚そのものを面白がれるかどうかが、この習慣を続けられるかどうかを分けていく。

Author

Midnight Sector 編集部

黒い道具、EDC、日用品を、静かな選択眼で記録しています。

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