FlexiSpot E7 ブラック、デスクの土台から黒にする。
小物を黒で揃えても、机そのものが明るいままだと全体は締まらない。電動昇降デスク FlexiSpot E7 のブラックを、まだ導入していない側から検討する記録。
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最初に書いておくと、このデスクはまだ導入していない。ここにあるのは所有レビューではなく、黒いデスク環境の土台として FlexiSpot E7 のブラックを候補に残し続けている、その検討の記録だ。
デスクの上を黒で揃えていくと、最後に大きな課題が残る。キーボードを黒にして、ライトを黒にして、ケーブルを黒に替えても、明るい木目の天板とシルバーの脚がそのままなら、視界の大半は明るいまま変わらない。小物は点で、天板は面。面が明るければ、点をいくら黒くしても全体は締まらない。
土台の面積は小物より大きい
モニターの上のライトをブラックにする話は、モニターに同化して存在感が消える BenQ ScreenBar の記事で書いた。キーボードなら、刻印のない HHKB 無刻印 墨 がある。どちらも「置いた感」を消して、デスクに溶ける方向で共通している。
ただ、それらが乗っている天板が明るいと、溶ける先の背景そのものが騒がしい。黒い道具を並べるほど、下の面とのコントラストが目立っていく。だから順番としては逆で、本来は土台から黒くするほうが早い。机を最後に回しているのは、単純に大物で、買い替えの腰が重いからにすぎない。
E7 は脚と天板を別々に黒にできる
FlexiSpot E7 は電動昇降デスクの脚(フレーム)で、公式ストアでは脚と天板を組み合わせて購入する売り方になっている。脚にブラックがあり、天板にもブラック系の選択肢があるので、面と脚の両方を黒で統一できる。ここが候補として残り続けている一番の理由になる。
公式の製品ページによれば、昇降範囲は58〜123cm、耐荷重は125kg。高さのメモリー機能があり、立ち姿勢と座り姿勢の高さを登録してボタンで呼び出せる。数字の細部より効いてくるのは、モニターアームなどの周辺パーツも同じブランドの黒で揃えられる点で、土台を黒にしたあとの拡張で色が混ざりにくい。
昇降するから黒が重くならない
黒くて大きい家具は、部屋の中で圧迫感が出やすい。壁一面の黒い棚がそうであるように、動かない黒い面は重さとして残る。
昇降デスクはそこが少し違う。高さが変わると、同じ黒い面でも固定された家具というより道具側に寄っていく。夜に立って作業する時間帯があるなら、デスクだけが浮かび上がる照明と組み合わせて、作業面の高さごと環境を切り替えられる。土台でありながら、動く。黒い面が「置かれている」のではなく「使われている」状態を保てるのは、昇降ならではの性質だ。
黒い面の弱点が最大の面積で出る
検討段階で引っかかっているのは、黒い面の弱点がそのまま最大面積で出ること。黒い天板は埃と指紋が目立つ。腕時計や筆記具のサイズなら「傷や汚れをある程度受け止める」で済む話が、天板では毎日拭くかどうかの運用の話に変わる。仕上げがマットか、光沢が乗っているかで差が出るはずで、ここは実物を確認してから決めたい。
もうひとつは重量で、フレームは金属の塊に近く、導入者のレビューでは2人での組み立てがほぼ前提として語られている。導入日は搬入と組み立てで一日潰れる想定でいる。
導入前に確認する三つの基準
いま決めている確認基準は三つある。
- 天板の黒がマットで、反射を抑えているか
- 配線孔やケーブルトレーまで黒で通せるか
- 脚の塗装が艶を持ちすぎていないか
この三つが通れば、デスクの上の黒い道具たちは、ようやく釣り合う背景を得る。
導入したら、この記事は所有レビューとして書き直す。それまでは、土台だけが明るいデスクで黒い道具を使い続けることになる。